宮本充のきまぐれ週報2

宮本充のきまぐれ週報2

自分の耳&他人の目

ッホー!まだ風邪をひいていません!

只今、昴の研修生の試演会(終了公演)の稽古の真っ最中です。

ところで、昨年の試演会は、レイ・クーニーというイギリスの作家のドタバタコメディーでした。
演出は金尾哲夫さん。
2年前は6人で演出を分担したのに、昨年は金尾さんが一人で引き受けてくれたのです。
これがなかなか面白く、どんな演出をしたのか、後で金尾さんに聞いてみました。

「いやあ、俺は具体的なテクニックをちょっと教えただけで、後は彼らの好きにやらせたよ」
「ただ、演目は、彼らの年令に相応しい、彼らに出来る作品をと考えた。だって、身の丈以上のものをやらせて、彼らがひどく見えたら可哀想だろ」

今回の演目を選ぶ時、そのことを思い出しました。
男3人、女1人。若い彼らの身の丈に合った作品はないだろうか。

ーター・シェーファーというイギリスの劇作家がいます。
「アマデウス」「エクウス」などを書いた人です。
彼の書いた一幕物で「自分の耳」と「他人の目」という作品があります。
登場人物は、どちらも、男2人、女1人。
若い男女です。
シェーファーはこの2本を、同時上演することを念頭に書いたそうです。
3人の俳優が、休憩をはさんで、「自分の耳」と「他人の目」のそれぞれの登場人物を二役演じるという風に。
実際、かつて名女優マギースミスが「自分の耳」のドリン役と「他人の目」のべリンダ役を演じたそうです。

でも日本では、2本を同時に上演したことはありません(多分)。
大抵はどちらか一本の単独上演。
または、日替わりで交互に上演するという形。

それなら日本で初めて、この2本を同時にやろう!
という訳で、今年の試演会の演目は、「自分の耳」と「他人の目」に決まりました。
まず「自分の耳」をやって、休憩をはさんで「他人の目」を。
上演時間はそれぞれ1時間半弱。
ちょっと無謀かもしれない企画。
「みっちゃん、大丈夫?」と心配する先輩も複数人。

でも、僕はこの芝居が2本とも大好きなんです。
どの役も素敵なんです。
これを彼らにやらせてやりたい!
一年間の辛い修行の最後に、輝かせてやりたい!
という僕の勝手な、押し付けに近い思いから始まった稽古。

クタクタです…。
この間は、夢の中で演出してました。

でも彼らはもっとクタクタのはず。
だって、稽古の後は自分達で小道具も作っているのです。
チラシも。
ほとんど寝てないのでは。
でも、苦労する価値はある筈。

3月3日(金)~3月5日(日)
Pit昴にて上演します。
どなたでもご覧いただけます。
入場料は無料。

ご興味のある方は、是非!
若い輝きを見に来てやって下さい。
ご予約は、劇団昴チケットコール 03-6907-8415まで!

チラシ表
ちらし裏


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  1. 2017/02/22(水) 01:03:59|
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再び、演出を。

い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

昨年は、「TheParty」の後に大風邪をひき、それが6月頃まで長引きました。
それに懲りて、昨年は、夏のうちから体調管理に気を付けるようになりました。
月に一回、耳鼻科のお医者さんに通うようにしました。
インフルエンザの予防注射も2回、打ちました。
おかげで今のところ、まだ風邪をひいていません。
このまま、ひと冬、風邪をひかずにすんだら…何年振り?
いや、何十年振り!
この2月を乗り切れば…
乗り切ります!

団昴には、研修生制度というものがあります。
演劇学校から入ってきた新人は、一年間、研修生として劇団の全ての公演に関わります。
稽古の間は、毎日、一番に稽古場に入り、掃除・稽古準備をします。
稽古中は、お茶を入れたり、プロンプターをしたり。
稽古の後は、後片付けをして、最後に稽古場を出ます。
休みの日にも出て来て、小道具作りなどを手伝います。
色々な仕事を覚え、先輩達の芝居を見て勉強し、劇団員達に顔を覚えてもらう修行期間です。 
相当きつい一年間です。

でも、修行の最後に、「試演会」という舞台に立ちます。
彼らが主役。彼らのための舞台です。
劇団員が、彼らのために裏方の仕事を手伝います。
演出も劇団員が担当します。
一昨年の試演会では、僕も演出をしました。
その時は、30分ほどの短い7本の作品を、7人の劇団員が演出しました。
僕は、シェイクスピアの「マクベス」を30分に縮め、4人の出演者だけで「30minマクベス」という芝居をやりました。

役者が役者に教えることの難しさを痛感しました。
どうしても「自分ならこうやるのに」という目で彼らの演技を見てしまいます。
やって見せるのは簡単だけど、何とか自分達で掴んで欲しい。
と、辛抱強く待てればいいのですが、それだけの時間もない。
本番中、出演者より僕の方が緊張していたかもしれません。
ずっと手を握り締め、終演後、手のひらに汗をかいていました。

二度と演出はやるまい。
その時、思いました。

年の「ベニスの商人」の千秋楽。
打ち上げ会場でのこと。
ひとりビールを飲んでいた僕のところに、研修生が来て、こう言いました。
「来年の私達の試演会の演出をお願いできませんか」
「え~!演出なんか出来ないよ!」
と最初は断りました。
でも数分後には承諾していました。
酔っていたし、「まあ、頑張って来た彼らのためなら」、という思いもあって。
それに、その時は、「まだ先のことだし」と、呑気に考えてもいました。
「じゃあ、その内に演目を考えよう」と言って、僕はまたビールを飲み始めました。

でも、時は進む。

ただ今、稽古中です。
もう…大変です。
クタクタです。
グッタリです。

とんでもない作品を選んでしまったのです。(続く~!)
  1. 2017/02/10(金) 23:50:35|
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ご来場、有難うございました!

ばる倶楽部の「The Party!」、盛況の内に終了しました!

今回のパフォーマンスはゴスペル合唱。
ゴスペルって楽譜がないんですね!
練習は大変でしたが、本番では何とか無事に歌い切り(振りはちょっと間違えたけど)皆さんに喜んでもらうことが出来ました。

その他に僕は、今年の上演作品紹介コーナーの司会(with米倉紀之子)と、プレゼントコーナーでの「チャリングクロス街84番地」のプレゼントのお渡し役(withカヨピン))で、ステージに立ちました。
心残りは、例年よりステージに立つ時間が多く、お客様と話す時間が減ったこと。
舞台の感想など、もっとお聞きしたかったのですが…

何はともあれ、皆さま、ご来場、本当に有難うございました!

、今年最初の劇団行事が終わり、次は6月の「アルジャーノンに花束を」。
でも、その前に別の舞台の仕事があります。
何と演出!
昨年から稽古は始まっています。

詳しくは次のブログにて。

ウェルカムボード
  1. 2017/02/02(木) 01:07:07|
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消しゴム

年、年賀状に、小さな絵を添えています。
昨年までは、ずっと木版画でした。
多色刷りの場合、何枚もの版木を使います。
版木に紙をのせ、その上からバレンを使って刷ります。
一枚の絵を仕上げるのに、何回もバレンで刷ります。
結構、力が必要です。
何百枚を刷ると、その作業が、合計1000回以上になります。
ここ数年、お正月は軽い腱鞘炎になっていました。

そこで、今年は版材を変えてみました。
消しゴム。
東急ハンズや世界堂で売っている、はがきサイズの版画用のものです。
それを、版画の大きさに合わせてカッターナイフで切り、消しゴム版用の極細のカッターナイフで彫っていきます。

昨年、お台場で行われた、CDドラマ「森園雅樹」のイベントの時に、皆さんに差し上げるサイン色紙に版画を添えることにしました。
でも、分厚い色紙に木版画は刷れない(バレンが使えない)。
そこで消しゴム版を使ってみることにしたのです。
彫ったゴム版をスタンプ台にのせてインクをつけ、色紙にペッタン。
これが非常に楽でした。
そこで、今年は年賀状も消しゴムにしてみることにしたのです。

ゴム版1

まず、空の青色。

ゴム版2

次にオレンジ。

ゴム版3

陽のあたっている部分の黄色。

ゴム版4

黒。

ゴム版5

そして赤。(緑色のものもあった)

最後に、風見鶏の台詞を手書きで入れて完成。
「風に向かって進め」「風に逆らって進め」「風負けるな。前へ進め」など威勢のよいものや、「風を読め」と、ちょっと優柔不断なもの等、色々。

や~!本当にラクでした~!
そう言えば、昨年は腱鞘炎のせいで2月に壁投げが出来なかった。
不甲斐ない投手成績は、そのせいだったのかも。
今年は、行けるんじゃないかと思います!
  1. 2017/01/24(火) 01:26:28|
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活動開始

川柳展・ロビー

京・市ヶ谷にある日本棋院。
囲碁愛好者のメッカです。
ここは、その一階ロビー。

先日、僕が入っている囲碁川柳の会、「碁柳会」の川柳色紙展に行ってきました。
(展示は今日で終了しました)
メンバーの句に絵を添えた色紙を展示したもので、昨年から僕も10枚ほど絵を担当しています。
この写真は、ロビーでひとり座っていた小学生の男の子に頼んで、血界カメラで撮ってもらいました。

日本棋院には、プロ棋士を目指す小学生がたくさん来ています。
もちろん皆、僕より、はるかにはるかに強い。
9子(ハンディのこと)置いても勝てないでしょう。
「君も碁をやるの?」と聞いてみました。
「はい」と答えたら、「頑張ってね!」と言おうと思って。

「僕はやりません。おじいちゃんが今、2階で打ってて、終るのを待ってて」
なんだ、ただの小学生か。
おじいちゃん、孫をひとりで待たせて可哀想だよ!

以下は、僕の描いた絵です(2枚、割愛)。

「ハメ手打つ」

「ハメ手」とは、相手に罠をかけるような、ちょっと卑怯な手のこと。

「はらはらと」

「ペア碁戦」

これは、句も僕のものです。
「ペア碁」とは、ふたりでペアになって、2対2で打つ碁のこと。
味方どうしが交互に打ちます。
対局中、味方どうしの会話は禁止。
下手な人と組むと、とんでもない手を打たれて、その後始末に苦労します(僕は、苦労させてる方ですが)。
その息の合わなさが、ペア碁の面白いところなのです。

「息ぴったり」

でも、弱い人どうしが組めば、息も合って弱さ倍増。

「碁大会」

「また碁なの」

「福は内」

「要石」

「要石」とは、絶対取られてはいけない重要な石のこと。


て、年も明け、活動開始。

まず野球。
昨年の僕の投手成績は、0勝2敗と惨憺たるものでした。
最後に投げたのは、12月23日の光が丘。
「オジサマ専科」のイベントで。
サインボールをプレゼントする時、一番後ろの客席に届かせようと思い切り投げたら、前から7列目くらいのお客様に豪速球をぶつけてしまいました。
(柔らかいボールなので大丈夫だったと思うのですが…ごめんなさい!)

コントロール、悪過ぎです。
今年は早めに壁投げを始めます。


に舞台。(まず舞台だろ!)

6月に「アルジャーノンに花束を」を俳優座劇場にて上演します。
稽古が始まるのは、桜の咲く頃か、もう少し後か…。
でもPitには、実は、ある稽古のために昨年から通っています。

ひとつは、新人達の舞台の手伝い(スタッフとして)。
そして、もうひとつは、「The Party」で披露するパフォーマンスの稽古。
実は、俳優の有志が集まり、パフォーマンスをやるんです!
僕も出ます。
自宅でも毎日練習中。
何をするのかは…内緒!

The Party
1月29日(日)
15時より開宴。


楽しいパーティーにしようと、みんなで色々と準備中。
でも一番の楽しみはお客さまとのお喋りですよね。

皆さま、是非お越し下さい!
これから入会して頂いても大丈夫。
詳しくは、劇団昴・ホームページまで。
  1. 2017/01/15(日) 01:59:25|
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