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宮本充のきまぐれ週報2

「血界戦線」

で自動改札を通る際、関東に住んでいる殆どの人は「SUICA」か「PASMO」を使います。
でも僕が使っているのはコレ

ICOCA.jpg
icocaアップ
イコカ

「ICOCA」

JR西日本のカードです。
昨年、京都でPASMO を落とした時、代わりに買ったものを、今でも使っているのです。
首都圏でICOCA を使っている人は滅多にいないでしょう。
僕はそれを、何となく、ちょっとだけ自慢しています。
別に何の自慢にもならないのは分かっていますが、首都圏で、ICOCA を持っている人を見たことがまだ一度もないのは事実です。
殆どの人は ICOCAの存在すら知らないでしょう。

は、アニメ「血界戦線」に出演していました。
スタジオではいつも、ザップ役の中井和哉さんの隣に座っていました。
このヒト、演技ではとてつもなく弾けるのに、それ以外の時はとても礼儀正しく、静かです。
休憩時間もじっと黙って座っています。
時々、寝ているんじゃないかと思って見てみると、ちゃんと起きていて、台本を読んでいたり、まっすぐ前を向いて考え事をしています。
そんな彼にICOCA を見せたらどんな反応をするだろうと思い、僕はおもむろにポケットからICOCAを取り出して彼に見せ、
「ねえ、これ、知ってます?ICOCAっていうんだけど…」
と、ICOCA の説明をしようとしたら、彼が、
「あ、僕も持ってます」と、 ICOCAを鞄から取り出しました。

ICOCA

そうでした。
彼は関西人(神戸)でした。
帰省した時に買ったとのこと。
だけど東京でも使っているとは…
まあ、僕以外にもICOCA を使っている人は多分いるだろうとは思っていましたが、こんな身近にいたとは…

日、「血界戦線」の「お渡し会」に行ってきました。
場所は「アニメイト新宿」さん。
お渡し会は初めての経験。
店内の売り場の一角でやるのかと思っていたら、何と、芝居も打てそうな立派なスペースがありました。

お渡し会のお話が決まってから当日まで、実は、ある不安を抱えて過ごしていました。

「お客さんが2、3人しかいなかったらどうしよう…」

DVDを(DVDを渡すのかと思っていた)手に、売り場の片隅で、お客さんが目の前を行きかうのを見ながら、ひとり佇んでいる自分を想像してぞっとしていました。
でも実際は、立ち見のお客さまが出るほどの大盛況。
ホッと胸をなでおろし、そして感激しました!

不安はもうひとつありました。
こっちは見事に的中しました。

僕は、大勢の人前で話すのが苦手です。
自分以外の人物になって演技をするのは、さほど緊張はしないのですが、自分自身のままで、大勢の人前に立つのは非常に緊張します。
以前にも書きましたが、劇団仲間の結婚式の司会をやった時、ある時は主賓の名前を言い間違え、ある時は新郎の名前を言い間違えました。
その時は、屏風とマイクスタンドも倒しました。
そんな訳で今回の不安は、

「自分の役名を間違えたらどうしよう…」

自己紹介の時に必ず言うはずです。
何度も何度も練習しました。

これは無事に言えました。
でも自分の技名を間違えてしまったのです…!

「エスパーダ・デル・セロ・アブソルート」

まるで早口言葉のような技名。

「技名を叫んで下さい」とリクエストされた時のため、何度も何度も練習しておきました。
これを噛んだら格好悪いですから。
リクエストはされなかったのですが、話の流れで技名を言うことに。
そして言い間違えてしまったのです…
「デル・セロ」を「デル・ソロ」と。
間違いに気付かず、何度も連呼しました。
練習している内にいつの間にか「デル・セロ」が「デル・ソロ」に変わり、そのまま気付かず、「デル・ソロ」「デル・ソロ」…と繰り返し練習していたのでしょう。

お渡し会の会場の壁には、今までに出演した声優さん達が書いたサインや絵が沢山あります。
僕も描くことにしました。

アニメイト壁


お渡し会の前に書いたものです。
よく見ると、
ここでも「デル・ソロ」と書いていた…

こっそり忍び込んで消したい…
でもマジックだから消えない…

これに気付いた時のショック。

…凍りつきます。

ご来場の皆さま、どうもありがとうございました!
アニメイト新宿の皆さま、本当にお世話になりました!
とても楽しいひと時でした!

デル・セ~ロ~!




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  1. 2015/09/27(日) 11:46:59|
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三つ子の魂

ですね~
一番好きな季節です。
特に、秋の夕暮れ時。
なぜか寂しい気持ちになり、その寂しい気持ちになるのがたまらなくいいのです。
数日前の夕方、自宅近くの並木道を歩いていた時、知らず知らずの内に「どんぐり、ころころ♪」の歌を口ずさんでいました。
「どんぐり、ころころ、どんぶりこ♪」
「どんぐりこ」じゃなく。「どんぶりこ♪」なんですってね。
数年前にテレビで知りました。
2番の最後のところになり、「やっぱり、お山が恋しいと、泣いてはどじょうを困らせた♪」を歌ったところで、はたと立ち止まりました。
これは悲しい歌なんだと分かりました。
子供の頃から何も考えずに歌っていたのに。
異国の地で、二度と帰れぬ故郷を思った歌なんだと思いました。
どじょうも可哀想です。

遠い異国の郊外にある、人の住んでいない家屋の壁にもたれ、ひとり寂しく死んで行くことを夢見る僕にとって(本当はそんなこと多分イヤなんですが)、「どんぐりころころ」は心を揺さぶられる歌だったのです。

自宅に戻り、僕は、どんぐりとどじょうの木版画を作ることにしました。
色鉛筆で原画を描いていると、次男がやって来て、絵を覗き込み、「どんぐりころころ、どんぐりこ♪」と歌い出しました。
僕は、「どんぐりこ、じゃなくて、どんぶりこ、なんだよ」と教えてやりました。
しばらくすると、今度は妻がやって来ました。
僕の絵を見て、「なぜ、ドングリとドジョウ?」と言い、やはり「どんぐりころころ、どんぐりこ♪」と歌い出しました。
僕は妻にも教えてやりました。

原画が出来上がり、その絵を、トレーシングペーパとカーボン紙で版木に写し、彫刻刀で彫りました。
出来上がった版木で早速、試し刷りをしました。
しかし、気に入りません。

原画から描き直すことにしました。
気分転換のつもりが、結局、深夜までかかりました。

版木

出来上がった版木。
5色刷り。
4枚の版木を使うべきところを、版木の4隅を使って1枚の版木で済ませました。

絵葉書

そして刷り上がったのがこれ。
絵葉書風。
出来上がった版画を家族以外の誰かにも見てもらいたいのだけど、わざわざ見せるのも恥ずかしいので、絵葉書にして、便りとして送るのです。
そうすれば、さりげなく、堂々と見て貰えます。

軍艦島制作途中

軍艦島のペーパークラフト。
岩山の下の住宅側が出来上がってきました。

僕は、自分の部屋で、ひとりでコツコツとこういうことをしているのが楽しくてしょうがありません。

ハッピーカード

アイリッシュパブの会員カード。
都内の5件の姉妹店を回り、スタンプを貰って、今年も更新しました。
誰かと飲みに行くことは、まずありません。
いつも、ひとりでカウンターに座り、本を読んだりしながら、チビリチビリと飲んでいます。

子供の頃から、ひとりで遊ぶのが好きでした。
友達はあまりいませんでした。
自分の部屋で紙工作をしたり、漫画を描いたりしていました。

「三つ子の魂百まで」

役者という、人と関わることが大前提の仕事を選んだくせに、この歳になっても、どうも基本的にひとりが好きなのです。


  1. 2015/09/17(木) 02:26:59|
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廃墟マニア

の秋の公演「谷間の女たち」、間もなく稽古が始まります。
9月1日(火)と2日(水)は、すばる倶楽部会員限定の先行優先予約の受付日。
すばる倶楽部の特典のひとつで、一般前売り開始日(9月3日)より先に、より良い席が予約できるのです。
そして、この2日間は、電話受付を、前公演の出演者が担当することになっています。
つまり、「ホテル・スイート」の出演者。

染谷・松田・宮本

昨日の午後の担当は、僕と染谷麻衣ちゃんでした。
麻衣ちゃんといえば、一昨年の「汚れた手」のジェシカが衝撃的でした。
男達がふうふう喘ぎながら登っていた舞台上の階段を、金髪ショートヘアの小柄な女の子がバンビのように軽やかに飛び回っていました。
そして昨年は「ブルー」の主人公のブルー。
身内が褒めるのもなんですが、とてもキュートでした。
そして今年は「ホテル・スイート」に続き、「谷間の女たち」にも出演。
忙しいね~、君!

真ん中の男は制作の松田。
劇団に入って2年目。
シャイで、物静かな青年です。

は今、軍艦島にハマっています。
毎夜、自宅でビールを飲みながら、写真集に見入っています。
その楽しみを他の人にも分けてあげたくて、この日、軍艦島の空撮写真の印刷されたクリアファイルを劇団の事務所に持って行き、皆に見せて回りました。
でも皆、忙しいのか、「へえ~そうですか~」と、写真をチラッと見ただけで、すぐに仕事に戻ります。
その中で、シャイで物静かな松田だけが、猛烈に食いついて来ました。

うおおあー!グンカンジマじゃないですか~!えっ、行かれたんですか!? じゃ、上陸したんですかぁ!? え~~いい~なあ~! じゃあ社宅の方も行ったんですか!? え?行けなかったんですか…やっぱり…危険ですからね…でも、社宅の方に行かないと面白くないですよね!ほら、この辺とか!この辺とか!」

僕はどちらかというと、写真を見せて自分が話したかったので、一方的に話されてちょっと引きながら、彼に聞きました。
「君…軍艦島、そんなに好きなの?」
「はい。僕、廃墟マニアなんです!」

「廃墟マニア」

テレビで見たことあります。
グループで廃墟に行って、写真を撮ったり、泊ったりする人達。
世の中には色んな人がいるもんだな、と思ってました。

「じゃあ君、ツアーを組んで、そういう所に行ったりするんだ」
「いえ、僕は、いつもひとりで行くんです。山中の廃墟のマンションとか、廃墟の遊園地とか」

ひとりで…
怖がりの僕には考えられません。
廃墟の探検は百歩譲っても、ひとりで行くのは一歩も譲れません。
山中のマンションにひとりで行って、風呂場からパチャパチャと湯船の音が聞こえてきたらどうするのか…
廃墟の遊園地で、突然、メリーゴーランドが回り出したらどうするのか…

もともと廃墟というものには、それほど興味はないのです。
僕が軍艦島が好きなのは、廃墟マニアだからでなく、住宅街マニアだからなのです。

変わり者って、意外と身近にいるものだなと思いながら、僕は何だか、仲間が出来たようで嬉しくなりました。

軍艦島

軍艦島のペーパークラフト、順調に作成中。
これは元々の島だった分。
自然の岩礁だった時の大きさはこのぐらいだそうです。
これから炭鉱事業が発展し、人が住み出し、埋め立て工事が進み、島は大きくなって行きます。
  1. 2015/09/02(水) 14:26:00|
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